10月23日(月)「彦三町家」で、スイス連邦工科大学学生による金澤町家プロジェクトのプレゼンテーションが行われました。
スイス連邦工科大学チューリッヒ校建築学科の学生18名が大学の設計演習で金沢のまちなかの空き地などを対象とした新・金澤町家の提案をしました。これは、貝島桃代教授と伊藤維設計助手の指導により行われているもので、今回は現地視察と中間報告会を兼ねて訪問しました。
地域コミュニティの拠点となる、銭湯などをイメージした施設の提案や、金沢の文化、工芸、職人の技を間近で見学・体験できる施設、百万石祭りをテーマとした祭り会館の提案など、それぞれによく調査・研究された内容で、当研究会からは、川上代表や武藤氏をはじめ、金澤町家の改修設計に関わる建築士などによる講評と意見交換を行いました。なお、金澤町家のプロジェクトは12月末までに完成させる予定で、完成作品は、金沢市にも情報提供される予定です。
学生によるプレゼンテーションの後、金澤町家の改修・活用の事例の紹介など川上代表が英語でのレクチャーを行いました。
会合後、貝島教授からは、金澤町家研究会などとの交流やチューリッヒへの訪問歓迎などのお話しもありました。