優良金澤町家

優良金澤町家について

主旨:歴史都市金沢にふさわしい金澤町家の価値を再認識し、末永く維持・活用していただくために、広く優良町家候補を募集し、選考の上、認定し、認定証と、家屋の前面に掲出する「優良町家」を表示するプレートを交付いたしました。

金澤町家とは:昭和 25 年までに金沢の旧市街地や金石、大野地区で建てられた木造の歴史的な商家や住宅を指します。金沢はかつて城下町でしたから、下記のように、商店や職人住宅としての町家だけでなく、武士系の流れを引く住宅もあります。

認定要項

優良金澤町家とは:外観に歴史的な様式をよくとどめ、実際に利活用されている町家を対象とし、空き家や倉庫等は対象外とします。

2010年(平成22年)の認定開始から2022年(令和4年)までに、151件の優良金澤町家を認定しました。優良金澤町家認定については、当初制作したプレート数に達したこと、2020年度より金沢市による「特定金澤町家登録制度」も始まったため、2022年度をもって終了しました。

優良金澤町家の条件

1.じょうずに活用されている歴史的な建物(お店など)
2.良好に維持管理され、残したい愛着が感じられる歴史的な建物
3.伝統的な外観が良好な状態に維持されている、または伝統的な外観に修復された歴史的な建物
*1.2.3のいずれかの条件を満たしたもの。ただし、単体の保存指定を受けている建物、及び、伝統的建造物群保存地区内の建物を除く

優良金澤町家プレート(デザイン・製作協力:金沢美術工芸大学)

「優良金澤町家」レポート

優良金澤町家は2010年度より2022年度まで13箇年度にわたり151軒を認定した。それについて現況がどのようになっているのか調査することにし、本研究会の調査員10名が担当して、2023年7~9月にかけて建物の外観を調査しました。

「優良金澤町家レポート」は、優良金澤町家の制度の主旨や外観調査結果についての集計、分析をとりまとめたものです。

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